シマとの対話【外伝】

明日発売の雑誌『島へ。』の巻頭カラーページ(p.3)に
写真詩集の表紙になった写真と
鳥肌もののエピソード話が掲載されました！

※その全文を公開します。

「沖縄県南部の南城市に、名もない(と思っていた)ガジュマルの樹木が
モノ凄い存在感で佇んでいた。そこに一筋の閃光が天から注ぎ、
僕は思わずシャッターを切った。
一期一会の瞬間を逃すまいと写した１枚だったのだが、
そののち初出版となる写真詩集『シマとの対話【琉球メッセージ】』の
表紙になるとは、その時はまだ思ってもみなかった。
写真詩集が発売されると、その表紙をみた人から、
「桑村さん、ここは古来からの聖地ですよ。よく気が付きましたね」と言われた。
ほかの聖地のように鳥居があるどころか、祠や香炉さえもない。
ただ“自然”が力強く存在していたのだ。
また別の神人(沖縄のシャーマン)からは、
「表紙凄いですね。ここは御嶽(聖地)で名前もあるんですよ」と
その名称を教えて頂くことができた。
シマの存在、土地(地場)が発するメッセージを受け取る媒体として
僕は向き合う。
それはまるで、“シマとの対話”のような作業だ。」

　１ページに大きく印刷された写真については
　雑誌のほうをどうぞご覧ください。
（雑誌『島へ。』１月号　12.1発売　780円）